医療事務が知っておきたいインフエンザ治療薬について

インフルエンザ治療薬選択に注意喚起?現場では何が起こっているの?

インフルエンザ治療薬の選択に注意喚起が行われたことを、あなたは知っていますか?医療事務の現場に、厚生労働省から注意・指導文書が届いたそうです。なんでもラピアクタ点滴の使用に際して必要性の判断を病院側できちんと精査判断して行うように、とのことでした。これって、どういうことなのでしょうか?

マスメディアの報道により、最近では患者自らがインフルエンザと診断されると、「点滴をお願いします」と選択してきます。実はインフルエンザの治療薬たるタミフルですが、これ、実はB型インフルエンザにはききにくいんです。そしてタミフルがどうしても受け付けられる味ではないと、吐いてしまう患者さんも少なくありません。実際に相当苦いので、飲み方が上手くないとちょっときついです。

ですから点滴にて治療できるといった方法をメディアで取り上げられて以降、患者はそちらを希望するのがむしろ一般的になってきています。でも、この点滴を使うなら、病院で良く考えてから行ってね?と、今回厚生労働省から注意・指導文書を受け取った、とのことですが、この場合、医療事務及び医療機関はどうすればよいのでしょうか?書かれている通り、検討などしてそのまま使用してもいいのでしょうか?

最近こういった文書を通達で受け取る医療機関が増えているのですが、それに対し、厚生労働省に回答書として文書を提出しているところが大半です。内容はこちらが点滴であることを知った上で使用しているということ。そしてタミフルなどのほかの薬の使用を考慮して見た結果の上で、こちらを使用していますよ。そんな文章を送るのだそうです。

タミフルと違って実を言うと、こちらは決して一般的とは言えないものです。ラピアクタ。こちらはまだ日本ではあまり積極的に使用をすすめるようなものとして認知が進んでおらず、メディアで騒がれたために患者のほうがそちらを選択しなければ、それこそ医療機関はこぞって使うことはなかったそうです。ですが患者がどうしてもタミフルが飲めないと言う場合は使用すると言うことで、決して使わないと決まっているものでもありません。

まずはメディアの過熱が納まるのを待って、次に患者の熱が冷めるのを待つしかないのかもしれませんね。それか厚生労働省がこちらについての認識が変わるのを待つより他ないのかもしれません。
(⇒薬の知識が得たい!どうすればいい?

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